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論文

JT-60データ処理設備におけるCAMACの制御及びデータ収集

佐藤 稔; 松田 俊明

平成15年度高エネルギー加速器研究機構技術研究会報告集(CD-ROM), 3 Pages, 2004/00

JT-60データ処理設備では、計測機器の制御及びデータ収集にCAMACが広く使われている。従来CAMACの制御は、マイクロコンピュータで行っていたが、徐々にUNIXのワークステーション及びPCに移行している。移行されたCAMACシステムの制御及びデータ収集方法について報告する。

論文

Data processing and analysis systems for JT-60U

松田 俊明; 戸塚 俊之; 次田 友宣; 大島 貴幸; 坂田 信也; 佐藤 稔; 岩崎 慶太*

Fusion Science and Technology (JT-60 Special Issue), 42(2-3), p.512 - 520, 2002/09

 被引用回数:3 パーセンタイル:23.39(Nuclear Science & Technology)

JT-60データ処理システムは多くの計算機からなり、進展する計算機ネットワーク技術を利用した近代化が進められている。最新のCMOS技術を用いた主計算機は放電あたり約550MBのデータを処理する。FDDI付ギガビットイーサネットスイッチがデータ量の増加により導入された。CAMACシリアルハイウェイドライバーVME bus用を用いたワークステーションで多くのミニコンの更新を実施した。JT-60データ解析システムはデータベースサーバと解析サーバからなり、ともにUNIXサーバである。全系データベースと計測データベースからなる実験データベースがデータベースサーバ内に保管され、解析サーバ上のさまざまの解析ツールでそれを利用する。遠隔協力においても、遠隔からのJT-60への実験参加,遠隔解析のため同様のシステムが用意され、1996年より使用されている。

論文

Recent changes of JT-60 data processing system

松田 俊明; 次田 友宣; 大島 貴幸; 坂田 信也; 佐藤 稔; 岩崎 慶太*

Fusion Engineering and Design, 60(3), p.235 - 239, 2002/06

 被引用回数:5 パーセンタイル:34.51(Nuclear Science & Technology)

JT-60データ処理システムは多くの計算機からなり、進展する計算機ネットワーク技術を利用した近代化が進められている。本システムにおいては、最近、3つの大きな変更があった。VMEbusを利用した高速データ収集システムFDSが大容量データ記録システムTMDSを拡張するために開発された。現在、3台29チャンネル構成である。TMDSはミニコンと5$$mu$$秒サンプリング用6MBのメモリ6チャンネルからなるが、VMEbusを利用したシステムに更新された。その他、マイコン付補助クレートコントローラは、VMEbusのドライバを用いたワークステーションで更新され、数Tバイトの生データを保管しているカートリッジテープライブラリの更新のためデジタルリニアテープ(DLT)ライブラリが導入された。

報告書

ワークステーションとVME-busを利用したJT-60新放電制御計算機システムの開発

赤坂 博美; 末岡 通治; 高野 正二*; 戸塚 俊之; 米川 出; 栗原 研一; 木村 豊秋

JAERI-Tech 2001-087, 109 Pages, 2002/01

JAERI-Tech-2001-087.pdf:6.83MB

1985年の実験開始以来使用してきた放電制御計算機システムを、2001年3月に、ワークステーションとVME-busによって構成する分散型制御システムに更新した。ワークステーションは、VME-bus及びJT-60各設備との通信と放電制御における演算処理を分担し、リアルタイム処理に適しているVME-busは放電シーケンス制御を分担するものとした。この更新により、放電制御システムの制御機能及び信頼性が向上するにとどまらず、今後のJT-60の改造にも充分に対応できるものとなった。4月からの運転は順調に行われ、データ収集速度は従来の約2倍になったことを確認した。本報告書では、新放電制御計算機システムの機能,開発上の工夫及び初期運転結果についての詳細を述べる。

報告書

炭酸ガスレーザ干渉測定装置のための制御・データ処理システムの開発

千葉 真一; 河野 康則; 土屋 勝彦; 井上 昭*

JAERI-Research 2001-050, 59 Pages, 2001/11

JAERI-Research-2001-050.pdf:15.28MB

炭酸ガスレーザ干渉測定装置は、JT-60Uプラズマの中心部電子密度計測を目的として開発,運転されている。この装置の運転状態監視,JT-60Uの放電シーケンスに従った装置の制御,及び計測データの収集・高速処理・転送という統合的な機能を有する制御・データ処理システムを開発した。本システムは、主として2台のワークステーションを中心とするCAMACシステムから構成し、機能分担を明確にすることで高い信頼性を得ている。本システムにより、炭酸ガスレーザ干渉測定装置はJT-60U実験シーケンスに同期してデータ解析処理を速やかに行い電子密度データをルーチン的に提供することが可能となった。また、炭酸ガスレーザ干渉測定装置を用いた実時間密度帰還制御を行うための参照用実績密度信号についても、実時間処理機能により出力可能となった。

報告書

格子ボルツマン法による二相流シミュレーションコードの開発並びに並列化

渡辺 正; 海老原 健一; 伊藤 豪一*; 河野 浩二*

JAERI-Data/Code 2000-029, 61 Pages, 2000/09

JAERI-Data-Code-2000-029.pdf:2.82MB

格子ボルツマン法による3次元二成分二相流シミュレーションコードを作成し、MPIライブラリを用いて並列化を行った。サンプル問題として上昇気泡及び気泡の合体のシミュレーションを行い、上昇速度、気泡周囲の流れ場等に関して妥当な結果を得た。異なる機種のワークステーションからなるクラスターを用い、計算速度に応じて領域分割を行うことによりシミュレーションを行った。データ転送量が増えるにつれて計算効率は低下したが、実用上十分な並列化効率が得られた。

論文

Remodeling of JT-60 discharge control system

米川 出; 戸塚 俊之; 赤坂 博美; 末岡 通治; 高野 正二*; 栗原 研一

Fusion Engineering and Design, 48(1-2), p.17 - 23, 2000/08

 被引用回数:3 パーセンタイル:26.4(Nuclear Science & Technology)

JT-60の放電制御系は、制御用計算機、CAMACモジュールを主要な構成機器として、約15年に渡り使用されてきた。その間、プラズマ実験の進展に伴い、種々の改造を実施してきたが、部品供給、コスト及び性能面から、限界点に到達したと云える。そこで、可能な限り低コストで、拡張性を備えた放電制御系に改造することとした。改造にあたっては、JT-60の実験停止期間を最小にするために、運転経験に基づく改良を除いて、これまでの機能を維持することを基本とした。新放電制御系は、ソフトウェア開発用のワークステーションと、実時間で稼動するVMEバスシステムをイサーネットで接続した制御システム構成を基本とした。このシステム構成により、新システムが稼動した後も、ホストワークステーションで並行してソフトウェア開発が可能となる。新放電制御系は、2001年初頭から運用開始となる予定である。

論文

Status of JT-60 data processing system

松田 俊明; 次田 友宣; 大島 貴幸; 坂田 信也; 佐藤 稔; 小岩 素直*; 青柳 哲雄*

Fusion Engineering and Design, 48(1-2), p.99 - 104, 2000/08

 被引用回数:7 パーセンタイル:46.85(Nuclear Science & Technology)

JT-60データ処理システムは多くの計算機からなり、進展する計算機ネットワーク技術を利用した近代化が進められている。本システムにおいては2つの大きな変更があった。主計算機が最新のCMOS技術を用いた互換機に更新され、ほぼ同一性能で、消費電力及び使用空間が大巾に削減された。又、FDDI付のギガビット・イーサネットのスイッチが導入された。これは、データサーバと主計算機及び多くのデータ収集用ワークステーションの高速接続に使用される予定である。その他、データサーバ,VMEbusを利用した高速データ収集システム,CICU(CAMACインタフェース制御装置)がワークステーションを利用して整備された。

報告書

新データ処理設備実時間処理計算機(RTP)の開発および高性能化

坂田 信也; 小岩 素直*; 青柳 哲雄*; 松田 俊明

JAERI-Tech 2000-043, 48 Pages, 2000/07

JAERI-Tech-2000-043.pdf:2.6MB

JT-60立ち上げ当初、データ処理設備実時間処理計算機(RTP)としてミニコンピュータを中心としたシステムが構築されていた。しかし、システムの老朽化に伴い、保守することが困難な状態になりつつあった。一方、近年のUNIX系ワークステーションの性能向上は著しく、ソフトウェア、ハードウェアの保守の容易さ、及び機能の拡張性から、ミニコンピュータを中心としたシステムに変わる新システムとして、UNIX系ワークステーションを中心としたシステムを構築した。本報告書では、新データ処理設備実時間処理計算機(RTP)の概要、基本設計、及び近年の高速化改造について述べる。

報告書

JRR-4運転支援システムの開発

高橋 博樹; 山本 和喜; 頼経 勉; 新井 信義; 美留町 隆

JAERI-Tech 99-037, 44 Pages, 1999/03

JAERI-Tech-99-037.pdf:2.15MB

JRR-4では、1996年2月に高濃縮燃料から低濃縮燃料への炉心改造を開始し、1998年5月に全作業工程を終了した。この改造工事の一環として、計測制御システムと主制御盤等の更新を行い、それにあわせて運転支援システムを設計・製作した。本報告書は、開発したJRR-4運転支援システムの構成・特徴についてまとめたものである。このシステムは運転員の負荷軽減・誤操作防止、利用者への適切な運転データ提供などを目的に開発した。システムは、おもにワークステーション、プロセス計算機とパーソナルコンピュータの計3台で構成されている。データ収集・保管、監視・制御及び運転支援を行う。これにより、運転に対応した監視画面の提供、運転データの保管などが容易に行える。さらに、一部運転操作の自動化も実現した。

論文

Systems for remote participation in JT-60 experiments

松田 俊明; 次田 友宣; 大島 貴幸; 佐藤 稔; 坂田 信也; 濱松 清隆; 西谷 健夫; 小岩 素直*

Review of Scientific Instruments, 70(1), p.502 - 504, 1999/01

 被引用回数:5 パーセンタイル:42.87(Instruments & Instrumentation)

1996年より、原研、LANL、PPPLの協力の下に、JT-60実験遠隔参加が成功裏に行われてきた。遠隔解析システムは解析サーバとデータサーバからなっており、JT-60データにアクセスするためのものである。遠隔実験参加者はインターネット経由で本システムを使いデータ解析を行う。遠隔計測は制御プログラムを改良し、海外のワークステーションがJT-60制御室のワークステーションと交信するようにして実現された。これによりリアルタイムでの測定器の制御及びカマックのデータのモニターが可能となった。両システムは、ISDNで利用したテレビ会議システムを用いて遠隔地の研究室とJT-60制御室間でリアルタイムの交信をしつつ使用される。

論文

Recent developments in the JT-60 data processing system

松田 俊明; 青柳 哲男*; 齋藤 直之; 次田 友宣; 大島 貴幸; 坂田 信也; 佐藤 稔; 渡辺 和彦*; 小岩 素直*

Fusion Engineering and Design, 43(3-4), p.285 - 291, 1999/00

 被引用回数:8 パーセンタイル:53.55(Nuclear Science & Technology)

JT-60データ処理システムは、汎用計算機を中心に多くのミニコンピュータ、マイクロコンピュータで構成されている。しかし、ミニコンピュータ、マイクロコンピュータについては旧式化してきたため、近年発達の著しいワークステーション、ネットワーク技術を利用した改造を実施してきた。ここでは、TMDS、CICUの例を述べる。また、その技術を利用して、JT-60遠隔実験参加のシステム整備も実施してきた。そのシステムを利用し、米国の研究所との国際協力研究に大きな成果をあげることができた。

報告書

新CICUの開発

青柳 哲雄*; 佐藤 稔; 坂田 信也; 松田 俊明

JAERI-Tech 97-073, 91 Pages, 1998/02

JAERI-Tech-97-073.pdf:2.38MB

JT-60データ処理設備では、各システムの内、老朽化しハードウェア、ソフトウェア共保守困難なミニコンピュータを順次ワークステーションに更新している。1993年のマンマシーンコミュニケーション計算機MMI、1994年の実時間処理計算機RTPに引き続き、ショット間処理計算機ISPとCAMACシステムを接続する基幹装置であるCAMACインターフェイス制御装置CICUについても後継機の開発を行い、試験運用を実施してきた。現在、全面的に更新するための調整試験を行っている。本報告書では、ワークステーションにVMEbusを組み合わせた構成で新規開発した、新CICUの概要及びソフトウェアの基本設計について述べる。

論文

Computer control and data acquisition system of the negative-ion based NBI for JT-60U

河合 視己人; 青柳 哲雄; 大原 比呂志; 本田 敦; 伊藤 孝雄; 栗山 正明

Proceedings of 17th IEEE/NPSS Symposium Fusion Engineering (SOFE'97), 1, p.531 - 534, 1998/00

JT-60用負イオンNBIは、最大500keV,10MWの入射が可能な、世界初の負イオン源を用いた中性粒子入射装置である。本装置の制御計測用の計算機システムはワークステーションとVMEシステムにより構成され、後者にはUNIX互換のリアルタイムOSを採用した。ソフトウェアの開発は負イオンNBIの建設・試験工程に対応して大きく2期に分け、各機能の中の高優先度項目から実施した。開発したソフトウェアを用いて試験運転を実施し、平成8年3月に初のJT-60への中性粒子ビーム入射に成功した後、イオン源の改良等を継続し、平成9年8月現在で、最大350keV,3.2MWの入射を達成した。

報告書

JT-60用負イオンNBI計算機システムとそのソフト開発

河合 視己人; 青柳 哲雄; 大原 比呂志; 本田 敦; 栗山 正明

JAERI-Tech 97-012, 69 Pages, 1997/03

JAERI-Tech-97-012.pdf:2.81MB

JT-60用負イオンNBI装置は、500keV,10MW入射の性能の世界初の負イオン源を用いた中性粒子入射加熱装置である。本装置の計算機システムは、ワークステーションとVMEシステムとで構成され、後者にはUNIX互換のリアルタイムOSを採用し、全体をUNIXで統一してソフトウェア開発の効率化を図った。ソフトウェアの開発は負イオンNBI装置の試験工程に対応して高優先度項目から実施し、開発したソフトを用いて、平成8年10月現在で、最大350keV,2.5MWのJT-60へのビーム入射を達成した。

論文

UNIX-WSにおける新JT-60実験データベースの開発

戸塚 俊之

技術研究会報告 (文部省国立天文台・電気通信大学), p.285 - 288, 1997/03

近年の計算機技術の急速な進展を受けて現在JT-60実験データベースが格納されている大型汎用計算機の替りにネットワーク接続を利用したUNIXワークステーション(WS)による分散処理システムの導入が予定されている。そこでUNIX-WS上に新しい構造のJT-60実験データベースを開発した。このデータベースの構造は、UNIXのファイル管理構成を利用し、ショット番号を分解したツリー階層の最下層にPID番号と呼ばれる各データ固有の番号列のデータファイルが格納される。これにより、データ検索ソフトウェアを介さずにショット番号とPID番号から簡単にデータの検索が出来る。また、ネットワークアクセス機能やウインドウシステムを応用した運用管理システムを開発し、データベース管理における操作性を向上させた。このような新しいJT-60実験データベースシステムの開発・機能等について報告する。

論文

核融合装置運転のためのシーケンス制御プログラム構築用ツールの開発(II)

赤坂 博美; 下野 貢

技術研究会報告 (文部省国立天文台・電気通信大学), p.281 - 284, 1997/03

トカマク型核融合試験装置(JT-60)の運転は、放電シーケンス制御機能に組み込まれている論理演算部分「シーケンスロジック」により行われている。そのシーケンスロジックの追加・修正作業やシーケンス進行状況のトレースを効率良く行えるようにするための各種支援ツールをワークステーション上に構築した。内容は次の3つの項目に分類できる。(1)放電シーケンスロジック情報からワークステーション上にロジック図を自動作成するツールの開発。(2)シーケンスロジックを実行形式へ変換でき、また、ロジックの追加・修正が容易に行えるツールの開発。(3)シーケンスロジックの進行状況が容易に把握でき、異常時の原因同定が素早く行えるツールの開発。本報告では、編集ツール、トレースツール及び今後の方針について報告する。

論文

Development of computer-aided software engineering tool for sequential control of JT-60U

下野 貢; 赤坂 博美; 栗原 研一; 木村 豊秋

16th IEEE/NPSS Symp. on Fusion Engineering (SOFE '95), 1, p.646 - 649, 1996/00

大型トリチウム核融合装置(JT-60)の運転はミニコンピュータに備えられた放電シーケンス制御機能に組み込まれているシーケンスロジックにより行われている。そのシーケンスロクジックの追加・修正作業やシーケンス進行状況のトレースを効率よく行えるようにするための各種支援ツールをワークステーション上に構築する。このための開発として次の3つの項目が挙げられる。(1)放電制御シーケンスのロジック情報からワークステーション上にロジック図を自動作成するツールの開発。(2)ロジックの追加・修正作業がワークステーション上で容易に行えるツールの開発。(3)シーケンスロジックの進行状況が容易に把握でき、異常時の原因同定が素早く行えるツールの開発。本報告では、自動作画ツールの概要、自動作画の考え方及び今後の方針について報告する。

報告書

SCALE-4.2のSunOS4 EWSへのインストールと検証

白井 更知; 須藤 俊幸

PNC TN8460 95-001, 92 Pages, 1995/09

PNC-TN8460-95-001.pdf:2.49MB

米国オークリッジ国立研究所で開発された臨界安全・しゃへい解析及び熱解析を行う計算コードシステムであるSCALE-4.2コードの、sunEWSへのインストール作業及びインストールしたコードの検証作業を行った。SCALE-4.2の開発ベースはIBMEWSであるため、sunEWS機種へのインストールは、OS、FORTRAN、Cコンパイラ等のバージョンやシステム環境の違いにより、ソースコードの修正が必要となった。インストール作業については、特にこの修正点について詳説し、パッケージ解凍方法から、サンプル問題の実行までをまとめた。インストールしたSCALE-4.2の検証作業については、実行したサンプル問題の出力結果とパッケージ添付のIBMEWS機種での出力結果の比較、並びに、臨界ベンチマーク計算により行った。なお、本資料はインストールしたSCALE-4.2コードシステムの品質保証及び今後のバージョンアップ、修正・改造等の保守管理作業、検証作業の必要情報として取りまとめたものである。

報告書

地層処分システムの設計手法の開発(最終報告書)

not registered

PNC TJ1201 95-002, 325 Pages, 1995/03

PNC-TJ1201-95-002.pdf:14.71MB

本研究は、人工バリア及び処分施設に要求される性能を確保し得る技術的方法を具体的に明らかにするために必要な地層処分システムの設計手法を開発することを目的とするものである。本年度実施したのは、以下に示すとおりである。1.CAEシステムの改良開発2.データベースの開発検討3.TRUを考慮した処分場の検討4.処分場施設概念に関する影響要因の検討5.解析による設計検討6.サイト特性調査の検討この内、1のCAEシステムの改良開発では、SUNワークステーションで利用していたUI-SIGNAS度をIRISワークステーションで利用できるように改良を行った。2のデータベースの開発検討では、管理システムの検討を行うとともに、地質データベースから解析の入力物性値に至るデータ加工プロセスの機能検討を行い、また積算単価データベースの開発として、トンネル工事の積算手順を検討すると共にトンネル掘削単価の調査を行った。3のTRU関連の検討では、HLWとの併置の検討を行い、考えうる種々の組み合わせ概念の中から、可能性のある一つの例として併置の処分概念図を提示した。4の影響要因の検討では、様々な影響要因の中から断層破砕帯を取り上げ、断層からの離間距離についてFEM解析による検討を行った。5の解析による設計検討では、全体配置設計のうち処分深度の設定、埋設密度の設定、処分場位置の設定という一連の流れを、空洞安定解析、熱解析、地下水流動解析により実施した。6のサイト特性調査の検討では、我が国で考えられるサイト選定手順を検討し、諸外国等の事例を参考に、想定されるサイト特性調査の項目と、適応可能な調査手法の抽出を行った。

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